目次
はじめに

職場やご近所といった
同じコミュニティ内の人に挨拶を無視されると
モヤモヤを通り越してイライラしませんか?
ちなみに、私はめっちゃモヤモヤイライラしていました。
こんにちは。noikaです。
「無視されても挨拶し続けるべきか?」
→私:「いや~、無視されても挨拶するなんてしんどいよ~!
それであれば…
「こちらから挨拶するのは止めるか?」
→私:「相手と同じ土俵に立つようで幼稚な感じがする。
と、グルグルグルグル悩んできたのですが、
「損得で考えてみる。
もし損が出ないようだったら
自分にストレスかからないほうで良いのでは?
挨拶を辞めることも、自分の心を守るために場合によっては仕方なし!」
というのが、今のところの結論です。
また、
「挨拶すべき!」という常識から一度離れてみることで、
挨拶を無視されても
「この人はこういう人なんだなぁ。」と
少しずつ割り切れるようになってきました。
私がモヤモヤした例
私がモヤモヤを感じた例を紹介します。
その① 以前勤めていた職場にて
自分より役職が上の人にだけ挨拶する人がいましてね、
平社員の私が挨拶しても無視。
その② 賃貸マンションの敷地内にて
こちらから挨拶しても完全に無視されることしばしば。
(自治会的なものは無し。
いわゆるご近所づきあいは全くない環境です。)
私:「なんなのだ!この人たち!」
挨拶を無視することで何のメリットがあるのか?
「挨拶しましょう」って小学校で習わなかった?
「ああん!もう~~!イライラする!」
と同時に
【挨拶しないと島流しされる】
なんて法律は日本にないしなぁ。
世の中にはいろいろな人がいるものじゃ、と
自分で自分を納得させようとする私。
否!やっぱり頭にくるぜ!腹立つぞ!
と、まーイライラ&モヤモヤが止まらなくなるわけですよ。
C-C-Bが止まらないのはロマンチック。
私が止まらないのはイライラとモヤモヤ。
そうすると、ネットで検索しまくるわけですよ。
モヤモヤを解消するために
”挨拶 無視される モヤモヤ”
”挨拶 無視される 心理 対処法”
とかのキーワードで検索しまくる日々。
そうすると、大体
「挨拶をする人の心理」
が出てくる。
ふむふむ、なるほどなるほど。
心理についての説明を読むと、ある程度は気持ちが落ち着く。
でも、実生活で挨拶を無視する人に出くわすと
どうしても気持ちがモヤモヤ、イライラしてしまうんですよね。
検索しても検索しても気持ちが晴れないんだな。
生きているとさ、どうしても
信じられない人と出逢ってしまうことがある。
それが運命の出会いなら素敵だけど。
実際は挨拶を無視する等々、
なんだかなぁ~とイライラするような
出会いのほうもそれなりにあるわけです。
検索しても検索しても
スカッとした青空のように気持ちは晴れはしない。
よく「気にしないようにしましょう!」
というアドバイスを見かけます。
が!
心がけだけで気にしないようになれたら楽だけれど、
実際はなかなか難しいわけで。
そして、検索しまくるうちに分かってきたこと。
それは、
「挨拶する人の心理を仮に100%理解できても、
こちら側の気持ちが100%スッキリすることはないのでは?」
ということ。
相手の心理を理解しようとしすぎない

わけわかめな時に理由を知りたくなるのって、
私の場合ですが
「無視するのに仕方ない理由があるのかも。納得したい。」
もし、無視するのに思いもよらなかった理由があるのだとしたら、
一方的に怒りを感じるのに理不尽でないかと思うから。
たま~にありませんか?
はじめはイラっとしてしまったものの、
よくよく事情を聞いてみたら、それは仕方なかったよね。
こちらも勝手に怒ってしまってすみません、という案件。
(そんな時って穴を掘ってブラジルまで
行ってしまいたい気持ちになる。)
ちなみに、考えられる理由としては…
①相手を下に見ているから返さない
②挨拶をしないことで優位に立ちたい
③挨拶する習慣がないまま育ってきた
④嫌いだから無視っしょ
⑤面倒くさいから返さなかった
⑥自分の中でこの人に挨拶する/しないの境界線がハッキリしている
⑦知らない人から挨拶されるのは迷惑
⑧ボーっとしてしまって気づかなかった
⑨対人恐怖症のためで挨拶されるとドキッとしてしまう
⑩愛想を良くしたことで、ストーカー問題とか深刻な問題へと発展したことがあるため、
よく知らない人とは挨拶をしないようにしている
⑪挨拶を返すとカエルに変えられる呪いをかけられているので、
やむを得ず挨拶しないことにしている
個人的にですが、後半の⑧~⑪は仕方ないなぁと思いまが、
前半の①~⑦はモヤモヤしてしまうのです。
んで、ここがポイントですが、仮に①~⑦のような
理由を完全☆100%理解できたとして…
「そっか~。私は見下されてるから挨拶無視されるんだね☆」
って納得できる…
できるわけ…
あるか~~~い!!
というわけで、相手の心理を理解しようとしすぎるのも
エスパーではない普通に私には限界があるし、
仮に急にエスパーになって人の心が読めるようになってしまっても、
納得できないものは納得できないわけで。
というわけで、どうすれば挨拶を無視されても、
気にしないように…までは難しいにしても、
一瞬イラっとしたとしても、すぐに流せるように
なったら楽になると思うのです。
よく「相手は変えられない」っていうけど、
これは本当にその通り。
挨拶を無視する人は、
挨拶を返さないことに何らかのメリットを感じているわけで。
こっちはどうにも出来ないのですよね。
挨拶する側も、なんらかのメリットがあるから挨拶するわけで。
・同じコミュニティの仲間であることをアピール。敵じゃないよ~
・会社であれば出勤/退勤の合図
・常識があると思ってもらえる
・相手の存在を認めていることを表す
・仲良くしたい
主に「常識として」系と「仲良くしたい」系に
分かれるように思います。
特に最後の「仲良くしたい」ですが、
人と話している時にハッとすることがあって。
↓↓↓ちょっと脱線します
挨拶することは時に危険になることも!?

知り合いの方に
「賃貸マンションで挨拶しても、
けっこう無視されるんですよね。」
と話した時に、ハッとするアドバイスをもらいました。
「住んでいる場所によってはしないのが普通なのかも。
挨拶をしても返ってこないような人が多い場所では、
むしろ挨拶は控えたほうが良いかもよ。
『この人、自分に好意があるから挨拶するのか?』
と解釈をする人もいるから。」
私の中では、
【同じコミュニティ内の人には挨拶する=社会人としてのマナー】
という意識が強かったんですね。
だからこそ、挨拶しない人を見るとイライラしてしまっていた。
「同じコミュニティ内の人を無視するのってなんで?」って、
自分の常識を押し付けていたんですね。
ですが、【好き/嫌い】や【認める/認めない】の感情論と
【挨拶する/しない】がセットになっている人もいるのか!
確かに、悲しいけれどストーカー問題とかって
”挨拶を始めたこと”が引き金になることがあるよなぁ。
少し脱線してしまいました。
そんなわけで、自分でコントロールできるところだけに
集中するほうが精神衛生上いいよね~と考え直すようになりました。
相手を変えるのは無理。自分ができることに集中!

相手を変えるのは無理というのはガッテン承知の助!
その上で、自分が出来る対処法は?
よく見る対処法として…
「相手と同じレベルになるのは損!無視されても挨拶し続ける。
そのほうが結局自分のためにもなる。お天道様は見てくれている!」
というものがあります。
うん、素晴らしい。まさに王道。正解のように思えます。
剣でいうなら光の聖剣エクスカリバーといったところ。
→こっちを対処法①とします。
でもさ、明らかに無視されているのに挨拶し続けるって…。
それが苦しいから悩むんじゃ~~!!
なんで無視されるなんて辛い状態で、こっちが挨拶しないといけないの!?
って思いませんか?
もう一つの対処法として
「そんな相手に挨拶するのは時間の無駄!エネルギーの無駄!
無駄無駄無駄ッァ!こちらも挨拶しなくて良い!」
というのもある。
こっちはこっちで正しいように思う。
けれど、劇薬要素も強めな感じ。
剣でいうなら闇の魔剣。取扱い注意な感じです。
→こちらは対処法②とします。
この問題にけっこう悩んできたのですが、
冒頭で書いたとおり
「損得で考えてみて、自分にストレスかからないほうで良いのでは?」
というのが私の結論です。
はじめは対象法②”闇の魔剣”を使うことに抵抗がありました。
だって、できれば清く正しく。品行方正でいきたいものです。
いつからか思い出せないような小さいころから
「挨拶しましょう」って教育を受けてくるわけですよ。
学校からも親からも。
それに、気持ちよく挨拶しあえるのって嬉しいものです。
というわけで、対処法②魔剣「挨拶しない」を使うことには
抵抗感があってのう…。
出来れば①聖剣エクスカリバーだけで
この人生というRPGを駆け抜けたかった!
だが、残念ながら私の器では無理だった。
この世の中は有象無象なアレコレが多すぎる。
人生は1回。
嫌な気分を感じている時間は出来るだけ減らして、
出来るだけ良い気分でいる時間でいる時間を
増やしていきたいものです。
そんなら①と②の両刀使いで良いと思うのです。
「まーいっか」と思えるようになるのには
時間がかかりました。
が!
損得考えて大丈夫そうな場所で、
実際にやってみた(あえて自分からは挨拶しない)時は
気づきがありました。
損得考えて、マンション内での挨拶は辞めてみた

賃貸マンション内であれば、
挨拶しなくても損することはないよな、と。
実際に自分から挨拶するのを辞めてみました。
最初はかなり違和感バリバリでドギマギドギマギ。
同じエレベーターに乗り合わせても自分から挨拶しない。
郵便ポストの前ですれ違っても自分から挨拶しない。
悪いことをしてしまっているようで、
シーンと静まりかえっている環境にはじめは慣れず。
ただ、新しい視点で見れるようにもなりました。
「同じコミュニティ内では挨拶するべき!」
という自分の常識を、意識せずとも
相手に押し付けていたことに気づきました。
挨拶されるのがキャッチセールスのように感じられて迷惑な人。
迷惑まではいかなくても、なんで挨拶してくるのか
疑問に思う人もいるんだろうなぁ。
「どこまで挨拶するか?」
法律で決まっているわけではないので
意外と難しい。
例えば私の場合ですが、
職場やご近所、趣味の場所等で
ある程度顔を合わせている人には挨拶します。
これが私にとっての【挨拶する範囲内】なんですね。
ですが、スーパーやコンビニなどの店員さんに
「いらっしゃいませー」と挨拶されても返事しません。
(顔見知りになっているような場合は別。)
挨拶をあえてしないことで、
人によって【どこまで挨拶をするか?】の範囲が
異なるのかもしれないなぁと思いました。
こちらは「無視された!」と思っていても、
相手にとっては、そもそも「無視した」という
感覚すらないのかもしれないのかも。
職場や閉鎖的なコミュニティでは割り切って挨拶しよう

ただし、気持ちが追いつかなくても
挨拶したほうが良い場所はあります。
挨拶をしないことで自分が損になる場所では。
職場や閉鎖的なコミュニティでは、
無視するのって自分の評判を落とす可能性があります。
周りの人もあなたの言動を見ています。
社会性がないのか?
人を選ぶような気難しい人なのか?
機嫌が悪いのか?
等々と思われる可能性があるので、
挨拶をしないというのは、
自分のためにならない可能性が高い。
なので、感情的に納得いかなくても…
挨拶を
「オハヨーゴザイマス」
「オツカレサマデシタ」
と呪文のように唱えるのじゃ!
これで弱い魔物と遭遇しなくなるぞい!というのは嘘。
だけど、
「自分のため。お金のため!」と割り切って。
一度「常識」から離れてみることで…

私の場合ですが、
「挨拶すべき」という自分の中にあった常識から
一度離れてみたことで、
挨拶を無視する人に出逢っても
「この人はこういう人なんだなぁ。」と
割り切れるようになってきました。
不思議なことに。
と同時に、基本的にはやっぱり
挨拶したほうが良いよね~、と
挨拶の良さにも再確認。
そして、やっぱり個人的には
同じコミュニティの人を無視する人は
理解し辛いことも再認識。
気持ちよく挨拶できる人とお付き合いしていきたい。
現実はひとまず置いておいて、
自分がどうしていきたいのかを認識できたことは
良かったのかなと思います。
最後に。
周りを暖かい気持ちにしてくれる
可愛いおじいちゃん&おばあちゃんっているじゃないですか。
ゆくゆくは、相手の反応を意識せずに
自然と挨拶出来る人になりたいものです。
エクスカリバーだけで進める日が来るようになるかは
また別の話ということで。
noika