【その1.初めての乳がん検査】 シコリがあったことにショックを受けた

こんにちは!noikaです。

なんとなく乳がんの検査を受けた結果、要精密検査となりました。
自覚症状はなかったけれど
「とりあえず受けておくか~(のほほん)」
というノリで受けたもので、これぞまさに青天の霹靂。
最終的には大したことはなかったのですが、
要精密検査となってから確定診断を受けるまでの数か月間は
まさにジェットコースターに乗っているようで、
久しぶりに、とんでもない気分の浮き沈みを体験しました。

しんどい思いもたくさんしたのですが、
その分、当たり前になってしまっていた健康のありがたさを
改めて感じることができましたし、
これから、どう生きていきたいかを考えるきっかけにもなりました。

少しでも誰かのお役に立てればと思い、
体験談を綴ることにしました。

参考になれば幸いです^^

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がんが身近な存在に感じられる年頃に。

 

 

年を取るのとともに、がんという病気が身近に感じられるようになりました。
・芸能人の方ががんに罹患されたニュースを見聞きする
・知り合いが婦人系のがんに罹患
年齢的に検査を受けたほうが良いんだろうなぁと、
ぼんやりとは思っていたんですね。
私が住んでいる市だと、40歳以上になるとマンモグラフィの検査は
格安で受けられるのですが、まだ条件は満たしておらず。
とはいえ、異常がない状態でクリニックで
自費で検査を受けるのも勿体ない気がしてしまって。
(クリニックによると思いますが、当時調べた時はフルコースだと
1万円を超えてしまっていた!)

そんなこんなで、検査に行く決め手がなくウダウダしておりました。

そんな折、会社の婦人健診の中に、エコー(超音波)検査が含まれていることを知り
「お!これは安く受けられるじゃないの!」
これはラッキー♪
このままウダウダしているよりは、と思い切って検査を受けることにしました。

申し込んだ時はバリウム検査のほうが心配だったぐらい。
胸に関しては自覚症状はなかったので、あくまでも念のためのつもりでしたね。

 

初めての超音波検査。「え?こんなに時間がかかるの?」とえらく不安になってきた。

 

婦人健診の当日。
初めて超音波(エコー)検査を受けました。
・胸にジェルを塗る
・スキャナーなような器具を使い、乳房の状態をモニター上でみる
というシンプルな検査です。
はじめは「採血に比べて楽ち~んそう♪」という気持ちだったのですが、
検査が始まり、段々と不安になっていきました。

「異様に時間がかかっていない?」
検査技師さんが、右胸の中央あたりを何回も何回も確認されていたのですね。
こんなに時間がかかるものなのか?
それとも何か異常があるのか?

段々とドキドキドキドキドキ。

不安が続く中「これはおかしいな」と確信することが起こりました。

おかしいなと確信した理由

集団健診の一部の検査だったため、カーテン越しですが
隣の検査の様子が伝わってきたのですね。
隣の人ですが、自分より遅く始まったのに早く終わってしまいまして。

「私は片方の胸もまだ終わっていないのに、隣の人もう終わったの!?」
何かおかしいんだろうなと確信してしまい、ますますドキドキしてきました。
ようやく右胸の検査が終わり、左胸の検査が始まりました。

右胸の時点でドキドキしてしまったのですが、
左胸の検査が始まり余計に不安になってしまいました。

いや~、これがね!
左胸はスムーズでよどみのない動きであっさりと終わってしまい、
余計に不安になってしまったのです!

↓↓↓な感じで一通りチェックして終わり。

「やっぱり右胸に何か異常があるのかな?」

しこり等々の異常を感じていなかったので、
まさかの超音波検査で不安になるとは思わず。
検査を受けるまで自覚症状が全くなかったので、余計にショックを
受けたことを覚えています。

検査技師さんからは何も言われなかったのですが、
不安が次から次へとあふれてきてしまいました。
悪いものである可能性はあるのか聞きたくなってしまいました。


でも、どこかで検査技師さんは診断するようなことは言えない、と
聞いたことがあったので気持ちをセーブ!


検査技師さんも、質問されても困ってしまうだろうなぁと思い、
検査のお礼だけをして、この時はそのまま出ていきました。

検査が終わった後は自己検診の方法を教えてもらいました。

 

正しいセルフチェックの方法を教わる。こんなに強く押すものなの!とショックを受けた。

おっぱいの模型を使いながらセルフチェックの方法を教わりました。
セルフチェックって、自分で胸を触ってしこりがないか確認するんでしょ?
と思っていたのですが、これが甘かった!

グリグリしたしこりが隠れているのですが、奥のほうにあるグリグリは
けっこう強めに押さないと分からないんですね。
こんなに強く押さないといけないのか!と軽くショックを受けましたよ。

1か月に1回ぐらいセルフチェックしたほうが良いとのこと。

自己流のセルフチェックが、全然意味をなしていなかったことに気づけて良かったです。やっぱり正しい方法を知ることって大事。

お風呂に入る際、身体を洗う時にたま~に胸を触ってしこりがないかを
確認するようにしていたんですね。

胸が控えめなこともあり、
「何か異常があったらすぐに気づけるや。貧乳のグッドポイント^^ブイ!」
ってな感じで、正直”しこりちゃん”を舐めていました。

ですが、私の場合ですが、奥のほうにしこりがあったこともあり、
胸の表面を撫でていただけで、全然チェックになっていたことに気づきました。

家に帰ってから就寝する時に、教わった方法でセルフチェックをしたところ
ハッキリとしたしこりがあることを自覚することになり、驚いてしまいました。

「自己流でやっていたけれど、全然できていなかったんだ!
もし正しいセルフチェックの方法を知っていたら、
もっと早くに自覚できていたのかな…?」
と落ち込みましたね~。

『乳がん セルフチェック』
『乳がん 自己検査』
等々のキーワードで検索をかけると、
すぐに色々なサイトが出てきます。
私のようにガツンとショックを受けないように、
自覚症状がない方でも、ぜひセルフチェックをして頂けたらと思います。

超音波検査の後はバリウム検査でした。
初めてのバリウム検査だったのですが…。

初バリウム検査だったけれど、超音波検査にすべて持っていかれた

超音波検査で不安にならなかったらバリウムが一番印象に残ったんだろうなぁ。そんな複雑な気持ちで受けたことを覚えています。
・バリウムまずいと聞いていたけれど、意外と大丈夫だった
・バリウムが胃の中にいき渡るように、検査台の上でゴロゴロするのが衝撃的だった
・DJ風に指示されて笑いそうになった
「はい、右に回って~!」(←グルグルグルグル)
「はい、左に回りましょう~!」(←うおーグルグルグル)
「いいですね~!よし!息を止める!そのまま身体を少し傾けてストップ!」(←YES!ピタッ!)
「はい!撮影しますよ~~~~!息を止めてて~~!」(←早くしてYO!)
みたいな。

台の上でグルグルしているのと同時に、
さっきのエコー検査のことが頭の中でずっとグルグルしていましたね。

そんなこんなで、この日の集団健診は終わりました。

シコリを自覚してショックを受ける

ショックを受けました。
ハッキリとしこりがあることを自覚できたからです。

起き上がった状態だと
「なんかグリグリしたものがあるような…。」
という程度だったのですが、
寝ている状態で触ると、右胸の奥のほうに
グリグリとしたしこりがあることが分かりました。
大体3~4cmぐらいでしょうか。

いつ出来たんだろう?
こんな大きなしこり、なんで今まで気がつかなかったんだろう?
なんで乳がん検診をもっと早く受けなかったんだろう?

まさか…まさかね…

身体の力が抜けて、一気に気分が落ち込みました。
これから何がどうなるのかな?
要精密検査になったらどうしよう?

この日の夜はとにかく不安になりました。

~続きます~

noika